SOIL 1・2巻

040910.jpg久しぶりに渋谷のTSUTAYAに行ったら、どかーんと平積みされてたので気になって買ってみました。カネコアツシのSOILです。
カネコアツシというと「バンビ」なんかを書いてる人です。「バンビ」を始めて見たときに、「タンクガールみたいだなー」と手にはとって見たのですが、立ち読みした限り、どうもピンとこなくてスルーしてました。
でも今回のは、その時の印象とはまた違いますね。
ある地方都市「そいるニュータウン」。ここで停電の夜、ある家族の失踪事件が発生します。事件を捜査していくと、奇妙な事件が次々におこります。謎の巨大岩塩の山ができていたり、半漁人が目撃されたり。。。
一見、とても平和そうな新興住宅。しかし、バブル崩壊で住宅街の周りは開発途中の荒地に囲まれている異様な景色です。住人は、まるで街全体が家族のように振舞っていますが、この事件を機に覆い隠されていた闇がドロドロと出てくるわけです。
話の冒頭に、その土地の縄文時代らしきシーンと戦後らしきシーンが。ということは、歴史的因果というかこの土地の由来みたいなものが関係してくるのかなーと期待しております。
ああー、続きが読みたい。